みなさんは「センナ」を知っていますか? 植物ですが、センナ葉の効き目はとっっても強いので食べ物ではなく医薬品として扱われています。

お茶のもくじ

センナは医薬品

最初にお話したセンナ植物の葉には非常に強い下剤成分「センノシド」が1%以上ふくまれています。そのために葉は医薬品として薬局で売られています。食品やお茶にセンナ葉を使うことは「薬事法」で禁止されています(センナ葉=薬品という扱いです)
ですが、茎の部分に関しては葉よりも成分が薄いために、法律でもお茶などとして販売することを禁止していないようです。 

センナの茎は食品(お茶)

センナ茎の部分はききめが弱いので食品あつかいです。「センナ茎茶」として薬局やスーパーで普通に売られています。飲むとスルット効果がありますが、胃腸がよわいなど体質にあわない方だと腹痛をおこす場合もあります。

お腹や胃腸が弱いかた、下痢しやすい方はセンナ茎茶を飲むときにはくれぐれもご注意を。いくらダイエットしたい!といっても体調がわるくなってはやつれてしまうだけです。お肌もカサカサになってしまいますよ!

妊婦はセンナ茎茶をのんでもいいの?

妊婦さんはご自身で心配ならのまないほうがベターです。心配しながら飲んでも心身ともによいことはないはず。妊娠中は食べすぎをひかるにとどめて、本格的なダイエットは出産をおえてからでも大丈夫でしょう。

便秘症で困っている妊婦さんの場合。お医者さんに「このお茶は飲んでも大丈夫でしょうか?」と相談してみたり、お薬を処方してもらったりしたほうが安心ですね。

※当サイトでは運営者の好みから「センナ茶」や「センナ茎茶」を含んだ混合茶は、強くはおすすめしていません。

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ゴールデンキャンドル・キャンドルブッシュについて

このセンナに似た植物に「ゴールデンキャンドル(キャンドルブッシュ)」というものがあります。こちらはセンナ茎をさらに弱くしたような効果があります。こちらも効き目が弱いために医薬品ではなく食品あつかいとされています。

ゴールデンキャンドルとセンナは違う植物?

ゴールデンキャンドル(キャンドルブッシュ)は別名、「羽根センナ(ハネセンナ)」ともいいます。そのために「センナと同じ植物じゃないの!?」と思われる人も多いのではないでしょうか?
ですが、ゴールデンキャンドルとセンナは違う植物なので安心してください。
ただし味はとても似ています。
正式な学科名前は、「センナ= Cassia acutifolia」 「ゴールデンキャンドル= Cassia alata」となっています。

(当ページは、2016年11月12日現在の情報です)